概要
お盆は旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の霊があの世から現世に戻ってきて期間中は祖先の霊と一緒に過ごし、再びあの世に帰っていくという日本古来の信仰と仏教が結びついてできた行事です。多くの地方で8月お盆は、飛鳥時代に中国から仏教とともに伝えられ、606年には推古天皇のもと、初めてお盆の行事が行われたと伝えられています。平安時代や鎌倉時代には、行事としてすっかり定着していたようで、いくつかの文献に関連する記述が残されています。しかしこの頃はまだ、一般市民の行事ではなく、貴族や僧侶など、一部の人々が行っている行事であったとされ。江戸時代に入り、庶民にも仏壇が広まり、ろうそくも容易に手に入るようになりました。そのことにより、提灯がお盆にも用いられるようになるなど、現在のスタイルが形成されていきました。お盆の時期お寺では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要を執り行います。各家庭ではお盆には故人の霊が帰って来るといわれ、お供えや提灯を飾ってお迎えします。
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